融資を受けるための事業収支計画の作り方

事業収支計画の重要性

事業収支計画を作成することは、投資判断を最終的に決定するための大事な作業となります。
これによって投資にふさわしい物件かどうかを判断することが可能となるため、
事業収支計画の見方や立て方を詳細に知らなければなりません。

 特に、事業収支計画を立てることによって投資効果(将来のキャッシュフロー)を
予測することができるため、将来的な税金対策や物件の修繕計画を立てることが可能となります。
したがって、良好な事業収支計画が立てられる物件でなければ、
金融機関から融資の許可が下りることはないため、物件の購入は企画倒れとなってしまいます。

ここでは、融資を受けられるかどうかの要となり、
安定的な不動産経営のためにも重要な事業収支計画の作り方を学んでいくこととしましょう。

具体的な数字で理解する

実際に事業収支計画の立て方を見てみましょう。
簡単に見立てるならば、事業収支計画の構成は
取得価格、取得経費、年間収入、年間支出の4項目から成り立っていると考えることができます。
では、ひとつの例を用いて4つの項目を理解していきましょう。

 今回は以下のような物件を例とします。

25㎡の部屋が20戸の木造アパート(築20年)を1億円で購入

1戸当たりの家賃は5万円

土地は300㎡、路線価は15万円/㎡

価格の内訳は建物が5000万円、土地が5000万円の物件

自己資金は3500万円用意し、7000万円を借り入れた

借入年数は15年、金利は固定金利で2.5%

土地固定資産税評価額は3000万円

建物固定資産税評価額は3500万円

では、取得価格と取得経費について考えてみましょう。

【補足】~300万円程度の融資、借入は無担保で問題ない

ここで案内している計画書の作り方は不動産担保等を検討している方向け
の情報です。個人的な融資で~300万円程度の融資を検討している方は
ここまでしっかりとした計画は必要はなくカードローン即日でも収入があれば問題なく
借入可能です。しかし、お金を借りることに大きいも小さいもありませんから例え無担保
の融資でも何かあった時に担保にし完済可能な資産があるかどうかを確認しておく
ということは良いことなのかもしれません。
そういった意味も含め、少しでも多くの方の参考になれば幸いです。